イランビザ発給会社

朝一で、ラホールのイラン領事館まで。
領事館に入る前にリファレンスナンバーは持ってるかと聞かれる。
持ってないけど、来ちゃいましたって事で領事館内に入って領事館員が
構える窓口へ行くと、パキスタン人(大人)が泣きながら何かを訴えている。
イランビザの発給を拒否されたのだろうか。
泣き落としって古典的な手段も万国共通のようだ。
だが、イラン人領事館員は超冷たい対応。まさに冷血。


窓口でビザ下さいって訴えたら、まずはここにアクセスしろって申請フォームに
URLを書いてくれる。
宿に戻って備え付けのPCでアクセスしたらどうも、イランの国営サイトではなく、
民間のサイト。
プラス€22で特急発給しますなんて書いてある。
あぁ、そういう事かって納得がいった。
バングラデシュであれほど粘ってビザの受領が出来なかったのは、多分コレが
原因だ。
恐らく政府に強いコネを持つ人間達が、ビザ発給に関するビジネスを始めて
それを浸透させる為に、テヘランに控えるお偉いさん達はそのビザ発給会社、
と敢えて言わせてもらう存在を通さない申請に対し、のらりくらりと対応
していたってのが実際の所だろう。
だったらそれで、何の問題も無い。
早く言ってよって思う。
そこんところは割り切れるくらいの社会人経験は、あります。


どんどんそんなサービス会社が増えて、サービスの質の向上と共に、料金
の競争も始まってくれれば尚良し。


とりあえず、特急でお願いする。
ビジネスならば、こちらも強く出られるから有り難い。