道具 下着

道具自慢の三回目。
完全に自己満足で書き続けている。
http://www.ibexwear.jp/products/skin/woolies_crew09.html
http://www.ibexwear.jp/products/skin/woolies_bottom09.html
ibexのウーリーズクルーとウーリーズボトム。
このメーカーはウールに特化して商品を展開しているメーカー。
長期旅行に臨み、出来るだけ嵩張らずに、速乾性があり、使い回しの効く衣類
として用意をした。そして期待以上の活躍をしてくれている。


ウールの特性としては、まず保温性。
水に濡れても唯一保温性能が落ちない素材として、化繊が未だに超えられない
自然素材である。これ一枚を着ていれば大概の環境を凌げる。
ほぼ毎日着ていたので、穴だらけになってしまっているが、未だ保温性能は抜群。
速乾性にも結びつく事なのだが、暑い地域でも普通に着れる。
汗が蒸発するスピードが速いので気化熱でヒンヤリとした着心地となる。
速乾性は移動移動で衣類を乾かす時間が無い旅行者にはとても重要な要素で、
このウーリーズに関してはしっかり絞って干せば、曇天でも半日で完璧に
乾かす事が出来る。
あとは防臭性。
ウールの構造は雑菌が発生しにくいので匂いも発生しにくい。
汗だくになってそのまま乾いてしまったものでも、コットンの様な嫌な匂いを
発しない。そのまま着ても問題無し。


ざっとこんなところか。
怪しいセールスマンのような口上だが、実際使ってみて利点を書いてみた。
もともとアメリカの山岳ガイド協会が主催する賞で最優秀をとった商品って
ところから自分も入っているので過酷な現場での試験は済んでいる。
ただ、一つ欠点を上げるとするとちょいと剛性が足りない。
ウールなのにチクチクしない素材感から相当に細い毛を編み込んでいるって
のも判るし、ほぼ毎日着て、洗う時には力一杯こすって絞るので当然なのだが
所々に穴が空いてしまっている。
これさえなければ、最高の衣類になるのだが。


一回着てしまうと、その快適さにもう手放せなくなるのは本当。
日本なら真夏から真冬まで、一枚でいけるかもしれない。
それほど守備範囲の広い衣類。
ただ、ピタッとしたシルエットがちょっとゲイっぽくもあり、無駄に熱視線
を向けられるケースもあるにはある。